バックティック:Googleドキュメントでのインラインコードの自動書式設定のためのChrome拡張機能
バックティックは、Googleドキュメントでインラインコードを頻繁に使用するソフトウェア開発者に便利な解決策を提供する、Zach Broganによって開発された無料のChrome拡張機能です。バックティックを使用すると、Slack、Github、Jira、およびMarkdownファイルなどのプラットフォームで使用される構文と同様に、バックティックを使用してインラインコードを簡単に書式設定することができます。
バックティックの主な機能には、バックティックを使用したインラインコードの自動書式設定、カスタマイズ可能なテキストの色とハイライトの色、オン/オフの簡単な切り替えを行うための拡張機能の切り替え、複数のGoogleアカウントのサポート、およびドキュメントデータのクライアント側での安全かつプライベートな処理が含まれます。この拡張機能は、バックティックを使用したインラインコードの書式設定に慣れているソフトウェア開発者にとって、素晴らしいツールです。
バックティックは便利な拡張機能ですが、いくつかの技術的な制限があります。たとえば、バックティックキーを押すごとにインラインコードセクションを1つしか作成できず、ドキュメントを下から上に解析します。また、既にバックティック文字が含まれている大きな共同編集ドキュメントでバックティックを使用する際には注意が必要です。さらに、ドキュメント内のバックティック文字を「エスケープ」するには、周囲のテキストとは異なる書式設定を各バックティック文字に適用する必要があります。
2023年8月11日現在、GoogleはGoogleドキュメントに組み込みのインラインコードのMarkdownサポートをリリースしており、ほとんどのユースケースではバックティックは不要となりました。ただし、引き続き使用したいユーザーのために、この拡張機能は利用可能です。
バックティックとそのプライバシーポリシーに関する詳細情報については、開発者のウェブサイト[privacy-policy-url]をご覧ください。